私の腰痛は、高校時代にバレーボールをしていたときに痛めて以来のものです。2年に一度くらい、少し無理をすると激痛を感じて、1週間から
10 日くらいじっとしているとなんとか動けるようになるといったことを繰り返していました。
いままでに一度、地元の病院の整形外科で診てもらったことがあり、レントゲン検査をしたのですが、そのときの担当医には「とくに異常はありません。坐骨神経痛の症状があるので、この薬を飲んでじっとしていてください」と言われ、薬をもらいました。この病院のほか、ときどき近くの内科の診療所で電気をあててもらっていました。
阪神・淡路大震災のとき、私は西宮に家があり、全壊ではなかったのですが庭の灯篭が倒れ家もメチャクチャになりました。小学生の娘は箪笥が倒れて肋骨を3本折り入院しました。私と主人は家の中を整理したり、お年寄りを非難させたりしていたのですが、4日目の朝、起きようとしたら腰が抜けたようになり、右足が動かなくなっていたのです。横を向いてエビのような格好をしていないと痛くてたまりませんでした。近くの病院は震災の被害者でいっぱいで、医者や看護婦の数が足りず診てもらうことなどできない状態でした。
そんなとき、京都にいる弟が車で6時間もかけて来てくれたので、やっとのことで 長岡京市 の実家に非難することができたのです。実家の近くの病院で、
15 日間入院し、ベッドの上で腰を引っ張ったり、温めたりしてなんとか歩くことだけはできるようになりました。その病院に大学病院からパートで来ている整形外科の医者に
MRI を撮ったほうがいいと言われ、紹介状を書いてもらい、丸茂先生を訪ねました。
MRI 撮影の結果、下から2番目の軟骨が飛び出して右足にいっている大きな神経を押さえていることがわかり、手術の必要があると言われました。私は緊急避難で実家に来ていましたし、娘も入院していて、震災の後片付けもあるので長期入院はできないことを伝えましたところ、レーザーで椎間板の圧迫を除く方法があり、約
90 %の人がほぼ治っていること、入院の必要はないことなど説明を受けました。
翌日、主人と相談をして手術をお願いすることにしました。丸茂先生はその日の午後手術をしてくださいました。手術中のことは緊張していたのでよく覚えていませんが、横向きに寝て
10 分ほどで終了しました。本当にアッという間の出来事でした。レーザーを発射するピーッ、ピーッという音をよく覚えています。丸茂先生が仰向けのままの私の痛かったほうの足を伸ばして持ち上げました。少しの痛みもなくまっすぐ90
度近くまで上がりました。丸茂先生に「これで治りましたよ」と言われました。思わず涙がでました。
私は少し休んだ後帰宅し、その後日常生活には何ら支障はなく、元気にしています。 |